使用上の注意
- ハンドグラインダのコレットにシャンクを奥まで差し込みます。
⇒芯振れ、シャンクの歪みを防ぎます。 - 押さえつけないでください。
⇒過熱によるシャンクの歪み、芯振れ、刃の欠け、ヘッドが外れるなどのトラブルを起こす恐れがあります。
※NRS超硬バーは回転スピードで削っていきますので押さえる必要はありません。 - 最適使用回転数を守ってください。
【最適使用回転数】※オーバーハング10mmの場合
鋼材 刃径 3mm 6mm 10mm 12mm 16mm 一般鋼 60,000~
90,00045,000~
60,00030,000~
40,00022,500~
30,00018,000~
24,000鍛鋼 60,000~
90,00030,000~
45,00019,000~
30,00015,000~
22,50012,000~
18,000ステンレス鋼 60,000~
90,00030,000~
45,00019,000~
30,00015,000~
22,50012,000~
18,000鋳鉄 45,000~
90,00022,500~
60,00015,000~
40,00011,000~
30,0009,000~
24,000チタン 60,000~
90,00030,000~
45,00019,000~
30,00015,000~
22,50012,000~
18,000ニッケル 60,000~
90,00030,000~
45,00019,000~
30,00015,000~
22,50012,000~
18,000銅/銅合金 45,000~
90,00022,500~
60,00015,000~
40,00011,000~
30,0009,000~
24,000アルミ 30,000~
90,00015,000~
65,00010,000~
50,0007,000~
35,0006,000~
25,000プラスチック 30,000~
90,00015,000~
65,00010,000~
50,0007,000~
35,0006,000~
25,000サーメット
※金属化合物を金属で
固めたもの60,000~
90,00030,000~
45,00019,000~
30,00015,000~
22,50012,000~
18,000単位:min-1
⇒オーバーハングが10mmを超える場合は、回転数を下げてご使用ください。
⇒使用回転数が適正でない場合、以下のような不具合がでることがあります。
回転が遅すぎる場合:切削力の低下、刃の欠け。
回転が速すぎる場合:過熱によるシャンクの歪み、ヘッドの外れ。
※上の表にない刃径の最適使用回転数は、下記グラフをご覧ください。 - 円周の1/3以上を接触させないでください。
⇒タッピングを起こす恐れがあります。 - 2点で接触させないでください。
⇒タッピングを起こす恐れがあります。
タイプA円筒・B円筒エンド刃付・N逆円錐・Rリムの場合は特に注意が必要です。 - 落としたり、ぶつけたりしないでください。
⇒刃が欠ける恐れがあります。
以上のことを守るためにも、正しい刃形、カット形状、サイズをお選びください。
安全について
作業時に着用して頂くもの
NRS超硬バーをご使用の際は、安全のためご使用の前に「使用上の注意」を読み、十分に注意してご使用ください。また、ご使用の際、必ず使用工具の取扱説明書もあわせてお読みください。
※ロウ付け部分と芯振れに対しては、十分な検査をしております。