研削砥石の取扱い三原則
砥石は全て割れる可能性があるものです。
レジノイド砥石は、一般にはビトリファイド砥石より濫用に耐えることができるものですが、割れることはあります。
したがって、安全のためには砥石はガラスでできていると思って十分注意深く取り扱わなければなりません。
研削砥石の取扱い時には下図の三原則を守りましょう。
砥石の保管方法
1. 湿度の低いところに保管しましょう。
整理棚など乾燥した場所で保管してください。
特にレジノイド砥石、マグネシア砥石、PVA砥石等は湿気があると強度が低下するので注意してください。
また、水分の凍結のおそれのある場所で保管はさけてください。
2. パレットの上に保管しましょう。
砥石はパレット等の上に箱のまま保管してください。大量にある場合は、段組にし、大きくて重いものは下、小さくて軽いものは上段におきます。
切断砥石は必ず横積みにしてください。(厚みが薄いので、縦に置くと反りの原因となります。)
3. 棚に整理しましょう。
大量の場合は包装のまま倉庫に積んでおいてもよいですが、少量や小出しの場合は、砥石の棚に整理しておきましょう。